ミツバチ 越冬編

ミツバチ 越冬編
今年は暖冬ですね。
実はこの記事、飼育補助の永野さんより12月から預かっていたのですが、なかなか冬日が続かなくってアップできませんでした(-.-;)
今日を逃すとお蔵入りになりそうなので………
暖冬の影響は私たちにもかなり出ています(T ^ T)
毎年、養蜂場の無農薬大根で切り干し大根を作るのですが、今年は暖かすぎて仕込めず……
今季最大の寒気が来るとゆうので慌てて仕込みましたが、無事にできるかどうか……寒気が抜けて暖冬に戻ってしまうとカビが生えてきちゃうんです(T ^ T)
先日北海道で獲ってきた鹿肉も生ハム作り中ですが、気温が高すぎるので、屋外と冷蔵庫の中と燻煙機を行ったり来たり……(何年も前に作ったペール缶燻煙器を引っ張り出してきました)
冬は冬らしくちゃんと寒くなってもらわないと困りますね………(-.-;)
では永野さんの記事です。
寒いのが大嫌いな飼育補助の永野は、いつも子供であるふたりのチワワに暖めてもらってます!
ミツバチは冬の間どんな生活をしてるのでしょう。
ミツバチは冬眠をしません。越冬します。
冬眠と越冬の違いはなんでしょう?
冬眠は、冬季眠る…体温を下げ、呼吸と心拍数の回数を減らし睡眠することで、エネルギーの消費を抑えて冬を乗り越えます。代表的な生き物は…リスや熊やヤモリ、スズメバチの女王蜂などなど
同じ蜂でもスズメバチは、女王蜂のみ冬眠するんです。
越冬は、冬を越える…寒さに耐えて冬を乗り越える。
ミツバチは冬の約4か月間(北国では半年も)、巣箱の中で寒さに耐えているのです。
ではどの様に耐えるのでしょう。
気温が下がる(約12度以下と言われてます。)とミツバチは活動ができません。女王蜂は産卵が止まります。
働き蜂はその女王蜂を守る様に身体を寄せます。これを蜂球と呼びます。
今まで集めた蜂蜜を食糧にして、働き蜂は身体(筋肉)を動かし発熱することで巣内を約30 ℃に保つのです。春が訪れるまでの間ひたすら辛抱するだけ。
厚木いいはちみつでは、少しでもミツバチの負担を軽減させる為に、手を尽くします。
巣箱内の両端に断熱材を、巣箱の外側全体にも断熱材を施します。そうすれば、暖かい巣箱の熱が外に逃げない様に、そして急激な外気温の変化でも巣箱内の影響を緩やかになります。ミツバチはただただ低い気温よりも、急激な温度変化に敏感に反応し余計なエネルギーを使ってしますのです。(断熱はやらない方がいいとゆう養蜂家さんも多いですが)
エアコンと同じかなぁ〜?電源を切ったり入れたりするよりも 常時つけて一定に保つ方が省エネと言いますからね!
ですから刺激を与える内検なども基本的にしません。
ミツバチの寿命は、採蜜時期はたったの1か月弱ですが、越冬時期は5か月以上も生きれるんですよ!北国は半年以上も…
そして春の兆しが見え始めてた今頃、働き蜂に守られた女王蜂が産卵を始めたら、最後の力を振り絞って育児や採取をするんです。そして新たな働き蜂が育つまで、見届けて、最期を迎えるのです。
なんて健気なんでしょ!
厚木いいはちみつの養蜂場でも、12月上旬に全ての巣箱を冬仕様にしました。
基本的に暖かくなるまで、何もせず外から見守るだけです。
がんばれ私たちのミツバチたちよ(^O^)/

厚木いいはちみつ

こんにちは。厚木いいはちみつのホームページへようこそ!! 店名のとおり、神奈川県厚木市から純粋で非加熱の本物のはちみつをお届けさせていただきます。 私たちが、自然やみつばちと会話しながら丹精込めて作ったはちみつを 一人でも多くの方に知っていただきたいと思いで頑張っています。 非加熱ならではの花の香りが楽しめる、こだわりのはちみつを是非お楽しみください。

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